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2004/10  └スクリブル
乳幼児造形活動 > スクリブル

「3歳になると頭足人をかきます」は保育者の常識のようになっています。もちろん3歳でかき始める子もいますが、調べてみると多くの子どもがかき始めるのは4歳になってからです。そして5歳を過ぎても(大人でも)頭足人はかきます。こうした「保育者があたりまえに思っていること」を見直してみると、子どもとの付き合いかたを変える必要があると気づきます。
「スクリブル」も「頭足人」同様、保育者の思い込みが強いことばです。スクリブルは一般的に「ぬたくり・錯画」などといわれますが、具体的な形から意味を考えがちな大人には、意味のないデタラメな線に見えてしまいます。しかし実は、線そのものに意味があります。子どもは、意識したところに線をかき、また、意識的に線を重ねたり、並列させたりしているのです。つまり、みずから「感じ・考えた」行動のあかしなのです。
 保育者がその気持ちを受け止めることから、子どもは伝わる喜びを実感し、伝えたい気持ちをはぐくんでいきます。
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