まなびの部屋

保育力チェック キャラクター
★ 保育力チェック一覧 ★
あなたの保育を再点検!
自分のタイプを知って、人とのいい関係をつくろう!
エニアグラムの9つのタイプ
★エニアグラムの9つのタイプ★
こんなとき、あなたならどうしますか?
「みんなで一緒に活動したいのに、子どもたちがついてこない!」
「さあ、片付けましょう」と集合の合図。次は作品展のための製作をする予定です。 ところが、それまであそんでいたおもちゃを片付けないでザワザワしている落ち着きのない子どもたち。保育者が話しかけても、ちゃんと聞いている子は数人です。
▼ あなたは次のどのタイプ?
タイプ1 完全でありたい人
イラスト
わたしはこのタイプ
イライラをおさえ冷静を装って製作の説明を続ける
今日は製作をやる予定になっているし、作品展に間に合わなかったらたいへん。子どもの状態がどうであれ、とにかく製作の説明を始める。どうして話を聞けないのかしらとイライラするが、ひたすら笑顔で説明を続け、「さあ、やってみましょう」と材料を配って、先に進める。
タイプ2 人の助けになりたい人
イラスト
わたしはこのタイプ
●やろうとしない子は、手をとってその気にさせる
「作品展まであと少しなんだから、がんばって作ろうよ」と道具を用意し、材料を配って、「こんな感じで、どう?」と、子どもたちといっしょに下がきを始める。手が動かない子には自ら手をそえて、「こんなふうにかけば?」と、やってもらおうと一生懸命になる。
タイプ3 成功を追い求める人
イラスト
わたしはこのタイプ
●まじめにやろうよと、子どもたちと話し合おうとする
「自分たちの作品展なのに、どうしてまじめに取り組まないの?」と、集中しない子どもたちを真剣に話し合う。「うまくできるとほめられるよ」と励まし、ひとりずつ、やる気を確認。全員の心をひとつにして作品展にのぞみたいし、その気のない子は、出品しなくていいとも思う。
タイプ4 特別な存在であろうとする人
イラスト
わたしはこのタイプ
●ユニークな導入を考え、子どもたちと燃えたい
子どもたちのやる気をおもしろいやり方で刺激したいと、好きなものを探しに散歩に行く。石ころ、枝、葉っぱなど、みんなでいろいろなものを集め、「これで何かできるかな?」と、部屋に持ち帰る。子どもたちの目がいきいきとしてきたら、自分自身のやる気も高まってくる。
タイプ5 知識を得て観察する人
イラスト
わたしはこのタイプ
●落ち着かない子どもたちの様子を見ようとする
製作は導入が大事だと思うので、保育者向けの雑誌や美術書、今までの作品展の写真など、とにかく資料を多く集める。作品展に向けて。子どもたちの気持ちを盛り上げようと、自分でシュミレーションをくり返し、少し様子を見て、子どもたちが落ち着くのを待つ。
タイプ6 安全を求め慎重に行動する人
イラスト
わたしはこのタイプ
●隣のクラスの先輩に相談してみる
自分では判断できないので、先輩に相談して決断を求める。アドバイスがあれば、とりあえず安心。今日やったほうがよいというアドバイスだったので、やる気のある子たちは製作にとりかかり、できない子は後日、個人対応で指導の時間をとることにする。
タイプ7 楽しさを求め計画する人
●思い切って方向転換し、体を動かしてあそんでしまう
イラスト
わたしはこのタイプ
何ごとも楽しくなければつまらない。製作は十分に動いたあと、時間があったらやってみようと思う。そのときの子どもの状態にもよるし、できるかどうかはわからないけれど、その気になれば、子どもたちはあっというまに作品を仕上げるから、そんなにあせることはないと思う。
タイプ8 強さを求め自己を主張する人
イラスト
わたしはこのタイプ
●「いつまでおしゃべりしているの!」と、一喝する
「さあ、製作の用意をしましょう。どのグループが遅いか、見ているわよ」と、目を光らせて子どもたちを観察。遅い子は名まえを呼んで注意し、早くしたくができた子は、気持ちをこめてほめる。全員のしたくがそろったら、「さあ、始めましょう」と製作の説明を始める。
タイプ9 調和と平和を願う人
イラスト
わたしはこのタイプ
●子どもたちの気持ちを十分に聞いてみる
落ち着かない子どもたちと同じ目線になって話しかけ、子どもたちの今の気持ちを聞く。「やりたくなーい」「そう、そうして今はやりたくないの?」「だって外であそびたいもん」「じゃあ15分だけ外で遊んで製作をやろうね」と、条件を出して、子どもたちの要求をのむ。

執筆=菅野満喜子(グループこんぺいと)
監修=鈴木秀子
イラスト=箕輪絵衣子


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