まなびの部屋

保育士・幼稚園教諭のためのマナー&心得
キャラクター
保育士・幼稚園教諭として身につけておきたいマナーと心得を、
保育CANが毎月あなたにお伝えします。
みんなから好かれる保育者、みんなから期待される保育者になるために、
あなたの保育をそっと見直してみませんか?

昭和女子大学講師 柴田あき夫監修
■第1回 応対と接客
■第2回 ことばづかいと態度
■第3回 電話の対応
■第4回 好印象を与える話し方ができますか
■第5回 エチケットを守ったつきあいが人間関係を温かくする
■第6回 知ること 伝えること
■第7回 心がけること
■第8回 実行すること
■第9回 園児との接し方1 「子どもの身になって考えましょう」
■第10回 園児との接し方2 「よいこと悪いことに気づかせましょう」
■第11回 園児との接し方3「生きる力を育てる 子どもが輝くとき」
■第12回 学級経営と指導計画の立案「子供に合った目標をしっかり立てましょう」
■第13回 安全教育「子どもたちの安全が幼児教育の基本です」
■第14回 親と子の育ちの広場「保護者の信頼をより深めるために」
■第15回 子育て支援「地域と家庭をつなぐ保育者を目ざして」
■第16回 救急処置「必要最低限の知識を身につけましょう」
■第17回 危機管理と災害対策「日ごろから心の準備と用意をしましょう」
■第18回 心のおしゃれのチェックポイント「週一回、自己チェックをしてみましょう」
■第19回 さまざまな角度から保育者としての自己チェックしてみませんか?
危機管理と災害対策「日ごろから心の準備と用意をしましょう」
新聞などマスコミ報道に災害や誘拐のニュースが出るたびに、子どもたちをあずかっている幼稚園関係者は、いつこのような災害や事件がわが身に起こるか心配です。幼児は自分の判断で行動することが十分でないだけに、外部の不審者などから子どもを守る危機管理対策や、非常災害についての対策を立てておく必要があるでしょう。
1.園の災害対策プランの研究を
火災、地震、落雷、台風など、いずれの場合にも日常より心の準備をしておくと、いざという場合にも沈着冷静な行動をとれるようになるでしょう。
保育室の整理整とんに心がけましょう。特に非常口および出入り口付近には固定物を置かないよう、気をつけましょう。
人数・氏名の確認は毎朝実施し、だれにでもわかる場所に出席簿を明記しておきましょう。
入園間もないころの避難訓練は、けいこであることを前もって話しておかないと、恐怖感を与えることもあるので、配慮しましょう。
避難訓練は園全体の教職員で打ち合わせ、もし単独のクラスで実施する場合は、あらかじめ全員の了承を得ておきましょう。
2.警察との連絡体制
外部からの不法侵入や誘拐等を未然に防ぐためにも、出入り口のガードはきちんとしましょう。不審者なのか、関係者なのかの判断を間違えないためにも、日ごろから保護者とのコミュニケーションをよくしておくことがたいせつでしょう。
警察との連携や訓練をよくし、心の準備を万全にしましょう。
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