【1】1字の違いも大きな違い
「わたしはコーヒーでいいです」、
「わたしはコーヒーがいいです」・…
ひと文字しか違わないのに、ずいぶんと印象が変わるのがわかるはずです。ひと言、ひと文字にも注意を払う必要があります。 |
×字は上手ですね→○字も上手ですね
×手伝ってあげるわ→○手伝うわ
×これならできる?→○これもできる?
×その服わりといいね→○その服いいね |
【2】否定文は肯定的に
相手の問いに対して「できません」だけでは、その時点で会話も相手の期待も断ち切ってしまいます。否定の表現はできる限り「〜します」という肯定表現に直しましょう。さらに、代案を提示して誠意を示すこともたいせつです。 |
×できません
→○あいにくいたしかねます
あと1時間後ならできます(代案)
×わかりません
→○わかりかねます
すぐ調べて参ります(代案)
×ありません
→○あいにく、きらしております
こちらの品ではいかがでしょうか(代案) |
【3】命令文は依頼する表現に
誰でも命令口調でいわれると、すくなからず反発を感じるものです。命令表現はお願いする表現に直して、決定権は相手にゆだねましょう。 |
×お待ちください
→○お待ちいただけますか?
×おたばこは吸わないで下さい
→○おたばこはあちらでお願いできますか?
×コーヒー入れて
→○コーヒーを入れてもらえますか? |