■2003/09 三角食べ
例えば、パン(主食)、おかず(主〔副〕菜)、牛乳(汁物)を三角形に置いた場合、パン→おかず→牛乳→パンという繰り返しで、全体をまんべんなく、均等に食べていく食べかたのことです。本来、順番が重要なのではなく「一品だけで満腹にせず、全体をバランスよく食べる習慣を身に付ける」という意味合いがあります。 三角食べの本質は、実は、お米を中心とした日本の食習慣にあるように思います。「ごはんを口に入れた直後に、おかずを少しつまみ、完全に飲み込む前にみそ汁をすする」というように、ごはんとおかずを口の中で混ぜながら食べることを「口中調味」と呼びます。味の深みや幅を広げたり、濃さを調節できるこの食べかたを、「三角食べ」と表現しているのではないでしょうか。和洋折衷の現代の食事では、口中調味が成立しにくい食品の組み合わせもあることを考えながら、この良さを伝えていきたいですね。
イラスト 佐藤竹右衛門 |
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