まなびの部屋

保育士・幼稚園教諭のためのマナー&心得
キャラクター
保育士・幼稚園教諭として身につけておきたいマナーと心得を、
保育CANが毎月あなたにお伝えします。
みんなから好かれる保育者、みんなから期待される保育者になるために、
あなたの保育をそっと見直してみませんか?

昭和女子大学講師 柴田あき夫監修
■第1回 応対と接客
■第2回 ことばづかいと態度
■第3回 電話の対応
■第4回 好印象を与える話し方ができますか
■第5回 エチケットを守ったつきあいが人間関係を温かくする
■第6回 知ること 伝えること
■第7回 心がけること
■第8回 実行すること
■第9回 園児との接し方1 「子どもの身になって考えましょう」
■第10回 園児との接し方2 「よいこと悪いことに気づかせましょう」
■第11回 園児との接し方3「生きる力を育てる 子どもが輝くとき」
■第12回 学級経営と指導計画の立案「子供に合った目標をしっかり立てましょう」
■第13回 安全教育「子どもたちの安全が幼児教育の基本です」
■第14回 親と子の育ちの広場「保護者の信頼をより深めるために」
■第15回 子育て支援「地域と家庭をつなぐ保育者を目ざして」
■第16回 救急処置「必要最低限の知識を身につけましょう」
■第17回 危機管理と災害対策「日ごろから心の準備と用意をしましょう」
■第18回 心のおしゃれのチェックポイント「週一回、自己チェックをしてみましょう」
■第19回 さまざまな角度から保育者としての自己チェックしてみませんか?
第1回 応対と接客
★いきいきした笑顔の応対は職場全体を明るくする

いきいきとした笑顔のあいさつが、玄関口を明るくします。気持ちのよいあなたの応対から、お客さまは職場の雰囲気を判断します。
来客と接するとき、保護者と対話するとき、あなたの心のこもった応対が、個人を含めた園のイメージをよいものにします。
☆重要用件は担当者に(窓口にて)

渉外事務や、外来者、関係官庁との応対は、原則として、園長、事務長の仕事です。
官庁からの照会や業者からの売り込み照会などに対しては、自分だけで判断して即答せずに、先輩や、場合によっては園長に相談しましょう。
☆案内するときは先に立って(案内、応接)

いきいきとした態度と正しい姿勢で「いらっしゃいませ」「こんにちは」と笑顔で会釈します。
名刺をもらったら、名まえの読み違いのないように復唱します。もし判読しにくい名まえの場合は、「どのようにお読みいたしますか」とたずねることは、はずかしいことではありません。
案内するときは先に立って、ドアを開いて案内します。手前開きのドアの場合は、お客さまを先に通しますが、向こう開きのドアの場合は会釈して先に入り、迎え入れるようにします。
お茶を出すときは軽くノックして入室し、「いらっしゃいませ」と会釈して、目上のお客さまから順に出します。お菓子は左側、お茶より先に出します。
すべて接待では、手前に置いたものを乗り越えて、別のものを出さないよう注意します。

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